Interview
インタビュー
現・本社 商品企画部 第二課長
前職はどのようなお仕事をされていたのですか。
東洋精器工業に入社する前は、ガソリンスタンドで働いていました。現職も含め車に携わる仕事をしているものの、実は車がとても好きというわけではなく、運転も得意なほうではありません。周りを見ても、社員みんながみんな車好きというわけではなく、様々な理由で入社されているように感じます。私自身は、家族の希望も踏まえ、土日祝日やお盆、年末年始など休日が定まっているということを基準に転職先を探していた際に、東洋精器工業の求人を見つけました。働き方はもちろん、誰もが知るような有名タイヤメーカー各社様と取引をしているという点に安心感を感じ、ここで働きたいと思いました。
実際に入社されてギャップを感じられたことはありますか。
営業職なので、移動時間が長いという想定はしていました。私は仙台営業所に所属しているのですが、エリアとしては青森、岩手、秋田と北東北を担当しており、移動距離が長くなるため、どうしても出張が多くなります。出張の頻度は個々人の担当エリアによります。出張だと、営業所から現地までの往復移動時間が減ることで身体への負担も少なくなりますし、会社が出張手当を出してくれるので、辛いと感じたことはありません。私の場合、出張先での食事が1つの楽しみにもなっています。お客様におすすめしていただいたお店に実際に訪れて、次回伺う際の話題にしたり、時にはお客様と一緒に食事に行くこともあります。
転職する際に働き方を重視されていたとのことですが、
待遇についてはどう感じていらっしゃいますか。
私の入社当時と今では大きく変わったように思います。特にここ3年ほどは、改善していこうという会社の姿勢を強く感じています。正直なところ、入社当初は様々な面で効率の悪い部分が多くあり、そのために1日の拘束時間が長くなってしまう日も多かったりしましたが、今はそのようなことはありませんし、万が一緊急のご依頼で土日に出勤した場合は、すぐに振替休日をいただいています。それに、年2回の賞与や決算賞与、さらには営業所ごとに目標を達成した場合の特別賞与や個々人の成績を加味しての表彰報奨金など、頑張れば頑張った分だけ還元してもらえるような嬉しい制度があるので、とてもやりがいを感じています。
では反対に、もっとこうしてほしいという希望はありますか。
営業所ごとにそれぞれ色があり、他の営業所のやり方を知るためにも横のつながりがもっと欲しいと思っているので、研修や勉強会の機会を増やしていただけたらなと感じることはあります。営業所としての繋がりはもちろん、研修や勉強会で同年代の仲間と会うことで刺激を受けますし、その後の励みにもなると思います。
入社後に苦労されたことはありますか。
担当を持たせてもらうようになってすぐの頃、東洋精器工業の認知度がまだ低いエリアの担当となり、認知してもらえるまでは苦労しました。それに加えて、私はもともと話すのが苦手なので、お客様と何を話せばよいのか困惑してしまう瞬間も多く、距離を縮めることが難しかったです。自分なりにどうすればよいか考え、最初は機械のメンテナンスのことなど自分も積極的に話すことができる話題をきっかけに話し始めるようにしていました。また、自分から話しかけることをためらってしまう分、逆にお客様から話しかけてもらえるにはどうすればいいのかということを考え、親近感を感じていただけるような雰囲気づくりや立居振る舞いを心がけていました。
メンテナンスのスキルはどのように身につけられましたか。
基本的にはどの機械もつくりや仕組みはほとんど同じなので、一つの機種を覚えてしまえば、後は少しの応用で対応できるようになります。もちろん入社後に商品説明や研修はありますが、現場でわからないことも多々あります。そのような時には、先輩にヘルプ連絡をしたり、本社の技術スタッフにアドバイスをもらいながら現場で実践してスキルを身につけていきます。常にサポートしてもらえる体制が整っているので、業界未経験の方でも安心していただけると思います。
最後に、就職活動中の方にメッセージをお願いします。
私はもともと人見知りで、自分自身でも営業職向きではないと思っていましたし、車や運転も特別好きというわけではありませんでした。それでもこうしてセールスエンジニアを約10年続けてこられたのは、この仕事にやりがいを感じているということも一つですし、何より会社や先輩のバックアップがあったからこそだと思います。東洋精器工業は皆さんの挑戦を後押ししてくれる会社だと思うので、興味をお持ちの方はぜひ一歩踏み出してみてください。